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| 危なく切符切られるトコだったぜ | |
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| ようよう。今回も誰も興味がないシューティングゲーム特集ですよ。車ネタよりは楽にできるんでね。 今回は1996年にタイトーからリリースされたシューティングゲーム、レイストームで行ってみるつもりです。 前作、レイフォースのヒットを受けて製作された本作。期待以上の最高傑作となってレイフォースが帰ってきたのです。 |
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| ゲートによる恒星間航行(ワープ)を発見し、人類は次々と殖民惑星を開拓していくそんな時代。 無数の殖民惑星に対して、あくまでも地球中心とした自治を行なおうとする地球に各殖民惑星は反発。 セシリア連合軍を結成し地球に独立戦争を挑みます。 意外にも戦争はあっけなく終局、セシリア連合軍の圧勝。地球は無条件降伏します。 地球政府降伏後、セシリア連合軍はこんな事を宣言します 「権力の権化である地球を破壊する。6日以内に地球上の人間は退去せよ」と。 極秘裏に設立されたバルカ機関によって開発されたオーバーテクノロジーの塊、R−GRAY。 地球最後の希望としてわずか13機のR−GRAYは発進するのです。 |
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| レイシリーズの2作目であるレイストームからフルポリゴン化。 元々は2Dで開発中だったものを途中から3Dに方向転換したんだとか? 本作もデビューはアーケードゲームですが、プレイステーションと互換性がある新型基盤を使用。 初めからプレイステーションに移植を想定した作りになっています。 なので画面比率も通常の横置きモニター型。 普通、アーケードの縦スクロールシューティングは画面を縦にレイアウトするものですが、 これは移植大前提にモニター横置きで製作されてるんですね。 ただし、そうなると縦の奥行きが足りなくなるので、見下ろし型のハーフクォータービューになっているのです。 つまり画面奥に行く程自機が小さくなっていくのです。 次世代ゲーム機として爆発的にシェアを伸ばしていたプレイステーション。 当時のアーケードゲームは家庭用ゲーム機に移植しやすくするために、 各メーカーは互換性のある基盤を作るのがある種の流行だったような気がしますね。 コナミ(ツインビーヤッホー)、カプコン(ストリートファイターZERO)などもPS&サターン互換基盤だったりします。 それによって、家庭ゲーム機でもアーケードとほぼ同等の完全移植、スピード移植が可能となったのです。 しかし、そのためにアーケードの存在が希薄になり、後のゲーセン離れの原因に・・・ ま、それは今ここで話す事ではないですが。 |
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ゲーム性はあくまでも2Dのままでポリゴンを採用した本作。 おそらく本作が本格的2Dポリゴンシューティングの初作品かもしれません。 タイトーでも初だと思うのですが、 ポリゴン作初にして「レイシリーズの最高傑作」と呼ばれているのは凄い事。 なのに「ロボが出てきていきなり撃たれた。ロボ禁止!」 などとわけわからん理屈で2点しか与えなかったファミ通レビュアー市ね! おかげで年間高評価ランキング1位は「ガメラ2001」だかが一位に。 レイストは時点で2位でした。2点付けた奴のせいで。 っていうかファミ通のレビューは全くアテになりません。 シューティングゲーマーの期待を裏切り落胆させたクソゲー、 サンダーフォース6(2008年最新横STG)は平均7点だったし・・・・ ちなみに「最高傑作」についてはレイフォースを挙げる人もいます。 |
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| レイフォースからの追加点は大体3つ程。 一つは集中ロックオン(ハイパーレーザー)。 硬い一つの敵にロックオンを全てかけると、爆発付きの強力なレーザーを放てます。 爆発に巻き込まれたザコにも64倍の得点ボーナスが付きます。 それと低高度のみだったレイフォースとは違い、同高度の敵にもロックオンがかけられるようになりました。 つまりほぼ全ての敵にロックオンをかけられるわけですね。 逆に言うと全ての敵をロックオンレーザーで破壊する事ができるという事。 スコア的にもロックオンで倒す程ボーナスが得られます。1面なら100%ロックオン破壊が可能ですよ。 |
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| もう一つは2号機。1号機は前作レイフォースとほぼ同じデザイン、仕様なのですが、 今回加わったR−GRAY2は全く違うロックオンシステムを備えています。 最大16ロックオンが可能で、ロックオンレーザーは雷。一本の稲妻がロックした敵を貫いていきます。 1号機はロックオンレーザー発射直後のロックは倍率がリセットされてしまいますが、 2号機は稲妻が画面内にさえあれば(っても一瞬ですが)、追加でロックオンし倍率も上がっていきます。 最大16ロックかかる2号機は最大得点倍率も256倍。1号機の2倍です。 ただしこの稲妻はかなり気まぐれで、得点稼ぎでのプレイは安定しないそうです。 またそれもランダム要素が加わって面白い要素になってるとの事。 一見強力そうに見える2号機ですが、通常ショットのレーザーが細く、 集中ロック(ハイパーレーザー)に必要なロックも時間がかかるため扱いが難しいのです。 実はヘタに2号機使うよりは1号機の方がステージ攻略も得点稼ぎも楽みたいです。 もう一つはボム。 他の縦シューのようにアイテムを取ってボムを使うのではなく、 レイストは敵をロックオンで破壊するとゲージが上がっていき、最大になると使える仕様。 ボムは溜める事ができないため1発使うとゲージは0になります。 このボムはもちろんピンチの時に使えますが、スコアラーさんのためにも重要なフィーチャーです。 使う所で使うともの凄い得点が得られるからです。例えば右の写真のトコとかね? しかしこれもまた乱射されるボムがランダムらしく、全く同じタイミングで使っても全然得点が違うんだとか。 それもまたやり込み要素に繋がってるのかもしれませんね。 |
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| 今作においてはレイフォースで好評だったノンストップなステージ進行や、 「背景で語るバックストーリー」は残念ながら採用されていません。 しかしポリゴンを使う事によって可能となった演出が実に素晴らしいのです。 例えば3面ボス。滝に吸い込まれるように登場する辺りが実にドラマチック。 当時はポリゴンシューティングもまだまだ発展途上だった時期。 レイストームは現在の目で見ても遜色ないくらいのポリゴン演出をしてると言えます。 レイフォースではコンピューターVS人類、でしたが、今作は人VS人。 そう思うからそう思ってしまうのかもしれませんが、ボスの動きとか「人間が操作してる」感じがしますねー。 しかもストーリー的には敵軍・自軍どちらが正義とは言えない背景ですね。 そこんトコを妄想しながら楽しむのも楽しいのです。 4面ボスの戦艦も最初は攻撃してこないのですが、これは攻撃しないのではなく「できない」らしいです。 R−GRAYは強力な電子機器を積んでるために、遠距離からのレーダー兵器等(誘導ミサイルなど)が通用しない設定。 まーつまりはカンタムで言う所のミノなんちゃら粒子みたいなもんっすね。 なので対艦戦を想定されて作られた4面ボスは本来の強さを発揮できてないらしいのです。しかも未完成らしいです。 ちなみに4面までの兵器は本来地球軍側のもの。セシリアに奪われてそのまま使われちゃってるらしいです。 ですが自機のR−GRAYは本来はセシリアの技術だったらしい・・・・ |
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おっ!?モビルアーマーだ!? |
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| おっ!?乙カンタム?????しかもビット付き。 これまた当時は珍しいポリゴンの変形ロボ。確証はありませんが、ポリゴンでの変形ロボもシューティング初だと思います。 なんというか発展途上だった2D型ポリゴンシューティングにおいて、最初から完成された出来というのが凄いんですよ。 出来る事はほとんど出来ちゃってますからね。 ちなみにこの乙カンタム、担当した人が「参考のため」とか言って乙ガンダムのプラモ買ってきて職場で遊んでたんだとか? 元ネタもバレバレな上に、SEもそのまんまなのよね。「ギュグィィン」って変形音なんかそのまんま。 |
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| プレイステーション版にはオリジナルのエクストラバージョンも収録されています。 アーケード版のアレンジバージョンなのですが、見辛かった敵弾を見やすくしたり、 バランス的に厳しすぎた箇所(5面のクレイジービットなど)を修正したり、 逆にボスの攻撃パターンを変えたりと、かなりアレンジされています。 ゲームバランスが修正され、敵弾のスピードもアーケード版より遅くなっているので、かなり遊びやすいですね。 つかたん的にはEXバージョンの方が好きです。 ゲームバランスの他にもボスの色が違ったり、ワープゲート通過の時のエフェクトが追加されたり、 BGMがアレンジされしかも2種類から選べたりと至れり尽くせりです。 設定のみだった「13機のR−GRAY」もPS版では「13機モード」で再現しています。 写真上左がアーケード版、上右がEX版。 EX版はR−GRAYのロールアウトが遅れたのかもしれませんね。それがエンディングの悲劇に繋がっているのかも・・・? |
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| 「惑星セシリア」など、 レイストームも前作レイフォースと共通する用語があるものの、 年表やストーリーの結果など矛盾があります。 今作はレイフォースとはストーリー的に繋がりが無いパラレルとの事。 レイフォースとレイストームは表と裏の世界との事。 レイフォースでは地球に向かっていくのに対し、 レイストームでは地球から離れて行ってるわけです。 |
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| アーケード版のエンディングはかなりフツー(普通って言うなぁ!)のもの。 ラスボス、ユグドラシルを破壊し、システムの爆発からすんでの所で脱出に成功します。 生き残った他の機体と合流し、R−GRAYは地球に帰っていきます・・・・すごい普通のエンディングですが・・・・ |
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| PSオリジナルのEX版のエンディングは一味違います。おそらくこのエンディングこそが本来やりたかったエンディングでしょう。 脱出シーンは同じですが(に、見えて実は爆発に巻き込まれてる)、脱出後にメッセージが。 アホな子のつかたんでも戦闘レポートだというのは理解できたのですが実はそのレポートが非常にエグい。 R-GRAY戦闘報告 August 8,2219 AM 0:13 セシリア連合の中核、植民衛星セシリアにおいて制御体「ジュダ・セントラルシステム」崩壊。 植民衛星セシリアは衝撃で軌道を変え、大型ガス惑星セラフィムへの落下軌道をとりつつあり、数日以内に落着する模様。 首都エトルリア市は周辺16都市と共に消滅。衛星セシリアは質量の30%を消滅させ現在も崩壊中。 セシリア住民78億人中70%は既に死亡し、残り30%も絶望的と推測される。 セシリア連合はその中核を失い、事実上この戦争に終止符がうたれた。 78億人皆殺しですよ。 しかしそのエグいレポートも届く事はありませんでした。なぜならば・・・・ |
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| すでに地球は星屑になっていたのです・・・・ |
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| さてさてどうでしょう?レイストームは。 ポリゴンによる素晴らしい演出にバランスが優れた素晴らしいゲーム性。 弾幕シューティング一色になってしまった昨今、システムで遊ばせてくれる素晴らしい縦シューティングです。 つかたん的には「シューティングの最高傑作」に今作を挙げます。 つかたんとしてはこれを越えるシューティングは今だにありませんね。 皆さんもぜひプレイしてみてくださいね。 |